リンゴを食べると繊維やポリフェノールによってコレステロール値が下がり健康的【ダイエット以外にも効果あり】

DMM英会話デイリーニュース

リンゴはダイエットでも活躍していますが、繊維質またはポリフェノールによってコレステロール値が下がり、健康になる効果もあるようです(コレステロール値が高いと、心臓発作や脳卒中のリスクが高まります)

1日2個のリンゴで医師いらず


American Journal of Clinical Nutritionに掲載されたある研究では、1日2つのリンゴを食べると、「良い」コレステロール値は下がらずに、「悪い」コレステロール値だけがわずかに下がることが分かりました。

英国とイタリアでなされたこの研究には、少々コレステロール値が高いことを除いて健康な男性17人と女性23人の合計40人が参加しました。 グループはふたつに分けられ、1つ目のグループは、1日2つのリンゴを8週間食べ、その後4週間は通常の食事に戻し、次の8週間では1日500ミリリットルのリンゴジュースを飲みました。

2番目のグループは同じことをするように依頼されましたが、順序は逆です。これらはすべて、各8週間の前後にテストされました。

研究者たちは、8週間にわたって1日2つのリンゴを食べた後、参加者がリンゴジュースを飲んだときよりもコレステロールを最大4%低くしたことを発見しました。しかし、リンゴを食べた後も参加者はまだ通常のコレステロール値よりは高かったため、英国の国民健康局は、リンゴをスタチンなどのコレステロール低下薬の代用と見なすべきではないと警告しています。

コレステロール値が高いと、心臓発作や脳卒中のリスクが高まります。

リンゴを8週間食べた後、血管にもよい効果があり、心臓病のリスクを高める可能性のあるタンパク質であるICAM-1のレベルが低下しました。

研究者たちは、結果はリンゴの繊維またはポリフェノールが原因である示唆しています。ポリフェノールは、植物に含まれる化学物質で、さまざまな健康上の利点があると考えられています。

研究者達によると、リンゴを食べることによって女性のコレステロールだけが低下したようにも見えるそうですが、この研究はこれを証明するために設計されたものではありませんのでご参考まで。

研究参加者の一人であるレディング大学のジュリー・ラブグローブ教授は、「”an apple a day keeps the doctor away”1日の1個のリンゴで医者いらず」という古いことわざは「ほぼ正しい」と述べました。

(DMM英会話 デイリーニュース 2 Apples a Day May Keep the Doctor Awayの訳)

まとめ

リンゴの健康効果が改めて確認されました。

“an apple a day keeps the doctor away”(1日の1個のリンゴで医者いらず)ということわざが英語にあるんですね。

このことわざは正しかったことが確認されたようでなによりですが、専門のコレステロール低下薬よりは効果が薄いとされていることには注意しないといけませんね。

たまに昔のことわざが意外に正しいことってありますよね。

例えば、「笑う門には福きたる」。よく笑っているとメンタルヘルスの効果(福)もあると思うので、正しいでしょうし、私は好きですね

一方で「酒は百薬の長」が間違っていたのは残念でした・・・。もともとお酒は大好きだったので。

ではまた!


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