ギニア人のAさんに聞いた話を書いておきます
Aさんは、American missionary boarding school出身で、モロッコ在住でした。
(Boarding school : a school where students live and sleep in dormitories for the whole school year untill vacation)
これはアメリカ人が運営している学校で、無料の全寮の学校です。
このため授業は全部英語になりますので、最初供たちは英語を習得することになりますが、18歳で卒業するときには英語が上手になっています。
ギニアはフランス植民地でしたので、公用語はフランス語です。
規則は厳しく、年に数回だけ自宅に帰ることが許されます。
毎年テストで70%以上を取らないと退学です。
物を盗んでも退学、数回喧嘩をすると退学です。
この結果、ギニア全土から20000人ほど(?)の幼児が受験し、1年生の時に64-70名ほどいたのですが、18歳で卒業するときには17名にまで減っていました。
しかし、卒業生はエリートであり、Aさんもギニア全体でトップ100に入るくらいの成績優秀者で、奨学金を獲得し、モロッコの大学に留学しました。
そこからはフランスの大学院に行って、カナダで職場経験を積むというお話でした。
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