遠藤チャンネル20万人おめでとうございます。
遠藤チャンネルのこれまでの戦略は・・・悪くないっすね
YouTuberをやるうえでは最初は炎上するのはあり
無名の人は炎上するのも一つの戦略
以前は京アニ事件の犯人は悪くない等と言ってみたり、首里城の炎上は悲しくないと言って炎上していました。
遠藤さんは元々有名人だった訳ではないので、炎上によって人を集めていたんです。
もともと有名な人なら炎上しなくとも、とりあえず動画は見てもらえるんですけどね。
有名人であれば、炎上しなくても動画を見てもらえる
例えば、明日花キララさんがやっているKIRALAND〜キラランド〜は2020年6月4日に開設され、6月13日の段階で、動画はひとつしかありませんが、その動画は既に61万回再生され、チャンネル登録者は11万人に到達しています。
これは彼女がYouTubeを始める前から有名だったからです。
遠藤チャンネルが炎上動画をやめた理由
最近の遠藤チャンネルは事前のような炎上動画をアップしていない
最近の遠藤チャンネルはもう登録者数が20万人もおり、今更炎上しなくとも沢山の人が見ています。
このせいか、最近は大きく炎上するような動画はあまり投稿されていません。
これは何故なのでしょうか。
炎上動画には限界があるから
端的に言えば、炎上系ユーチューバーを応援する人の数に限りがあるからです。
私の偏見かも知れませんが、何かしらの不幸や満たされない思いを背負っている人じゃないと炎上動画を心から楽しめないと思うんですよね。
幸せを感じている人は多い
日本において幸せを感じている幸せだと感じている人の割合は、①孤独ではない人の場合92.8%、②孤独の場合でも61.2%に及びます。
幸せな人の割合は、孤独な人では61.2%、孤独ではない人では92.8%
孤独についてのアンケート・ランキング
幸せを感じている人は炎上動画を応援しない
つまり、圧倒的多数の人たちは幸福なんです。幸福を感じている人達は、わざわざ炎上する人を応援しません。
炎上キャラを応援する人というのは数が限られているんです。だから、一定程度チャンネル登録者が増えたら炎上キャラを卒業していかないといけないと、それ以上チャンネル登録者数が増えないということになると思います。
だから、最近は炎上するような動画を作ることはやめて、常識的な路線に舵を切ってきたように思います。
遠藤チャンネルはこれから先は厳しいかもしれない
足元は動画登録者数が伸びている
最近は炎上動画を作らなくなったことで、急激にファンを増やしているように思います。
じゃあ最初からそうすればよかったのかというと、そうではないと思うんですよね。
最初は炎上する動画を作っていたからこその動画登録者の伸びだと思いますね。
認知的不協和
認知的不協和という言葉があります。
いつもまじめな優等生が捨て猫を助けても大して印象には残らないが、いつも悪いことやってる不良が捨て猫を付けると本当は心がとてもやさしい人に見えてしまう、というやつです。
不協和の存在は、その不協和を低減させるか除去するために、なんらかの圧力を起こす。
つまり、複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去することができる。不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数である。
wikipedia認知的不協和
つまり、認知的不協和の度合いが大きければ、不協和を低減させる圧力はその度合いに応じて大きくなる。
遠藤さんが良い人であるような動画を見ると、これまでとても彼を悪者だと思っていた人なんかは、そのギャップでコロッと遠藤信者になるということは「認知的不協和」の話で説明がつくのではないかと思います。
認知的不協和が終わったあとが勝負
しかし、時間が経つにつれて、遠藤さんを良い人だと持っている人の割合が増えていきます。こうなってしまうと、認知的不協和が徐々に解消されてしまうので、認知的不協和を低減させる圧力は消えてしまいます(登録者の伸びが止まってしまいます)
今後は炎上動画を作らないのであれば、作りこまれた長い動画をアップしていくということも戦略としては考えられますが、遠藤さんは長い動画をどうやって作っていったら良いかは分からないかもしれません。
というのも、実際にチャンネルを観てみると、食事を作る動画が長いけれども、それ以外の動画は短いようです。
不協和を低減させる圧力というボーナスステージが終わった後、チャンネルがどうなるかは注目です。
YouTube的には長い動画の評価が高いとされている
ちなみに、YouTube的には長い動画の評価が高いとされていて、そのことはこれらの動画でも言われています。
まとめ
短い動画でも、これまでは炎上するようなきわどいコンテンツというスパイスがあったから視聴者の満足度は高いものがありました。
えれども、もう過激な路線はやめてしまった。そうすると、これからも短い動画を作っていく場合、どうやって差別化を図るかが問題になりますよね。
かと言って長い動画を作る経験もスタッフもないと思うので、ここから先はどうなるのでしょうか。
今後のチャンネル運営に注目していきたいと思います。
頑張れ遠藤チャンネル!
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