2020年都知事選と公職選挙法第150条の2

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選挙について思ったことがあったので、記事を書きます。

選挙は自己PRの場?

現在22名が都知事選に立候補している。

政見放送で供託金を没収されてもいいのであれば、自己PRの場としては最高だろう。

政見放送はNHKがテレビで放送する訳だが、現在でもテレビを見ている人は多いし、政見放送はYouTubeに乗せることもできる。

結局人目を引く政見放送を行い、自分に注目を集めれば「勝ち」なのだ。

供託金は300万円なので、一定の投票をえられなければ300万円が没収される。

それでも、自分の名前が売れるのであれば、300万円等惜しくはないという人は沢山いる

政見放送の音声の削除

政見放送では、基本的には何を言っても放送されるのだが、例外がある。それは公職選挙法150条の2に定められている。

(政見放送における品位の保持)
第150条の2 公職の候補者、候補者届出政党、衆議院名簿届出政党等及び参議院名簿届出政党等は、その責任を自覚し、前条第1項又は第3項に規定する放送(以下「政見放送」という。)をするに当たつては、他人若しくは他の政党その他の政治団体の名誉を傷つけ若しくは善良な風俗を害し又は特定の商品の広告その他営業に関する宣伝をする等いやしくも政見放送としての品位を損なう言動をしてはならない。

公職選挙法

今回の都知事選においても、善良な風俗を害するということで、音声がカットされている政見放送が見られている。

まとめ

これからも、選挙のエンターテイメント化、自己PR化は進んでいくだろう。

しかし、選挙は基本的には誰でも立候補できることが望ましいので、こういった現象は笑って観ておけば良いように思う。

田中実
田中実

もちろん、不快な人は無視すれば良いと思いますよ

コメント

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