LGBTQIA+やハリー・ポッター( Harry Potter)は図書館にふさわしくない?

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ハリー・ポッター( Harry Potter)は図書館にふさわしくない?

ハリー・ポッターがアメリカの図書館で抗議を受けている


アメリカ図書館協会は、最も「抗議」を受けた本の2019年版のリストを公表しました。リストには再びJ.K.ローリングの大人気作品ハリー・ポッターも含まれました。最も抗議を招いた作品は、アレックス・ジーノのGeorgeとスーザン・ククリンのBeyond Magenta: Transgender Teens Speak Outの2つで、どちらもトランスジェンダーのコンテンツが含まれていたからでした。

LGBTQIA+のコンテンツだということで抗議された他の本は、ダニエル・ハックによって書かれ、スティービー・ルイスによって描かれたPrince & Knight、レイナ・テルゲマイヤーのDrama、そしてジェシカヘルテルとジャズジェニングスが書きシェラグマクニコラスがイラストを描いたI Am Jazzです。

図書館協会のデボラコールドウェルストーン氏によると、「このリストは、近年の批判の傾向通り」だそうです。

マーガレット・アトウッドの 『The Handmaid’s Tale』もリストに載っていました。 「作家なのに皆に好かれているとすれば、a)作家として大したことが無い、か b)存在していないも同然」とアトウッドは書いており、リストに乗っていても気にしていないようです。

アメリカ図書館協会によると、2018年には347件だった抗議が、2,019年には377件に増加したそうです。「抗議」の定義は、図書館や学校が特定の本等のコンテンツを撤去することを求める、正式な書面による苦情、です。リストはニュース記事と図書館からの報告に基づいていますが、多くの抗議が協会に報告されていないと考えられています。

一部の撤去は地元メディアで報道されていますが、協会は実際に撤去された本の数を把握していません。

2019年秋、王子と騎士の間のラブストーリーであるPrince&Knightは、(ゲイを扱ったコンテンツということで?)教会からの苦情を受けて、ウェストバージニア州のアッパー郡の公共図書館から撤去されました。

同じ時期に、テネシー州ナッシュビルのセントエドワードカトリックスクールの図書館からハリーポッターの本が撤去されました。本に描かれている魔法は危険だと考えられたからです。

(DMM英会話 デイリーニュース Harry Potter Among Books Challenged at US Librariesの和訳)

まとめ

LGBTQIA+はLesbian(女性が好きな女性), Gay(男性が好きな男性), Bisexual(両性とも好きな人), Transgender(性転換した人), Queer(変わった性癖を持つ人)/Questioning(性癖が良くわからない人), Intersex(両性具有の人), Asexual(性欲が無い人) plus(その他)の略です。

色々言った挙げ句に最後にplus(その他)ですよ。。。何か中途半端です!


ハリーポッターでは、ほうきに乗るシーンも描写されていますが、厳格なキリスト教の観点からすると本来は完全にアウトです(ハリーポッターで描かれている魔術は基本全部キリスト教的にはアウト)


マーガレット・アトウッド先生のご発言

「作家なのに皆に好かれているとすれば、a)作家として大したことが無い、か b)存在していないも同然」

という発言に関しては、YouTuber(ブロガーとして有名)のイケハヤも、アンチが出て来るのは当たり前、というより喜ばしいことだ、という話をしています。

他のクリエイターの方たちも、アンチが居るのは当然だということをおっしゃっております。

そういう意味では、それを乗り越えるのはクリエイターとして当然のことだということであり、精神的な強さが、クリエイターの条件となっているということかとが伺えます。

ではまた!

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