会議ばかりで仕事が前に進まないと言って嘆いている人多いと思います。
実は会議の役割は仕事を前に進めることだけじゃなくて、セラピーなのではないかという珍説がありましたので紹介します。
これを読むと、会議に前向きに取り組めるようになるかもしれませんよ!
大学教授:ワークミーティングは一種のセラピーになり得る
多くの人々は、ほとんど決断が下されない長い仕事の会議に座りながらイライラしています。しかし、スウェーデンのマルメ大学の教授は、これらの会議にも効能があるかもしれないと述べています。
Patrik Hall教授はBBCに、現代の仕事は物を作ることに焦点を当てるのではなく、人を組織化し、アイデアを広めることに焦点を当てているため、会議の数は増えていると語りました。
Patrik Hall教授はまた、オフィスの階層も不明確になりつつあり、「多くのマネージャーは何をすべきかを知らない」と述べた。彼らは自分の役割がわからないときは、さらに多くのミーティングを行います。「人々は話すことで、自分達の役割を見つけることができるのです」とも言っています。
こういった話し合いは、メインのミーティングが終了した後や、または事前のミーティングで始まる場合さえあります。Patrik Hall教授によると、1日の半分を会議に費やしている人も多くいると言います。
しかし、Patrik Hall教授はまた、会議に不満を抱いている人々は彼らが何のために打ち合わせに参加しているのかが分かっていないのかもしれないとも述べました。
大規模な組織では、会議は従業員が組織に慣れ親しみ、誰が何をしているかを理解するために会議が訳に立っている場合があると述べました。この場合の会議の目的は、意思決定ではなく、人とつながり、アイデンティティーを生み出すことです。
Patrik Hall教授はまた、会議は従業員に不平を言ったり、同僚から認められる機会を与えたりすることもあると述べた。これは一種のセラピーなのです。彼はまた、会議に招待されていると人々は重要人物扱いされていると感じ、招待されていなければ否定的な感情を持ち始める可能性があることにも言及しています。
しかし、組織内の上位階層の人々との会議は無意味に感じられる傾向があり、人々が関心のある問題について人々が議論できる同じレベルの同僚と会議をすることが重要であるとPatrik Hall教授は提案しています。
彼はまた、会議は部屋が予約されている限り続く傾向があるので、会議用の部屋はより短い時間で予約することによって、会議の質を改善することができると言いました。
まとめ
如何だったでしょうか。確かに、人と話をする中で自分の役割が見つかることってありますよね。
私が一番嫌な会議は、ものすごく大人数が参加している会議ですね。
こういう会議って、そもそも自分が発言する機会が全く無かったりするので、自分の役割が見つかる以前に、参加するメリットが全く無かったりすることもありますよね。
とは言え、仕事に打ち合わせはつきものです。
なるべく役に立つ会議をセッティングすようにして、生産性を上げていきたいですよね!
参考資料
参考記事1
BBCの「Pointless work meetings ‘really a form of therapy’」という記事
参考記事2
DMM英会話デイリーニュース
Professor: Work Meetings Can Be a Type of Therapy
2020年5月26日
8
Advanced
Economy & Business
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