長時間労働の真の原因・根本的な対策と是正。

仕事論
Robin HigginsによるPixabayからの画像

長時間労働 の真の原因

リンク先の資料は全労連という団体ですが、中々バカバカしい主張を繰り広げています。
https://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf

労働時間が伸びるから、裁量労働反対、だそうです。

僕の理解では、資料中で頻繁に言及されている長時間労働の話は、解雇規制が原因なんですけどね。

雇用関係の話で面白いところは、全く逆の主張する人達がいる事ですね。

解雇は規制されるべき、と解雇規制の緩和。

前者は直観的に理解できるんだけど、後者は中々分かりにくいです。

長時間労働の原因はつぎのとおり。

つまり、暇になった時でも解雇できないから、どんなに忙しくとも簡単に人を雇えない。人手が余ることこまるので、むしろ恒常的に人手不足のほうが望ましい。すると、恒常的に人員が不足するので、長時間労働が常態化することになる。(原因①)

残業代が出るので残業するインセンティブになる。さらに、江戸時代に起きた勤勉革命のエートス(昔から続く、勤勉であればよしとする精神)が今でも生き残っている。(原因②)

理由②は解雇規制関係ないので置いとくとして、問題は①ですよ。

アメリカ企業なら、忙しければ人を増やし、暇になれば人を解雇するするので、全労連が心配する長時間労働なんて起こらない。

日本は忙しさは残業時間の長短でカバーします。

アメリカは労働者の数を調整します。

大違いですね。

職場でたまに死人が出る理由

日本的長期雇用(解雇規制が根本原因)だと、会社に無茶振りされても応えないとそのあとのしっぺ返しが怖いので、死ぬまで働くやつが本当に出てくんです。

私の友達も過労で死にました。自殺でなく、33歳で脳梗塞になって。

アメリカ企業だったら、もともと長期間働く前提じゃないので、変な事要求されたら、辞めてしまえる。だから企業もあまりにも酷い要求はできないことになります。

全労連の資料見てて思ったのは、彼らが要求すべきは、裁量労働制反対ではなく、解雇規制緩和だってことだね。

高橋まつりさんが亡くなった理由が長時間労働にもあるとするならば、この問題は、解雇規制の緩和によってしか解決できない。電通叩いても意味ないよ。

根本的な対策と是正

ここまで読んで頂いた方には明らかだと思いますが、根本的には、解雇を自由化することで長時間労働は一気に消え去ります。

まとめ

それにしても、全労連の資料は冷戦構造の時代から頭が止まってるような気がしたのは気のせいでしょうか。。。。

全労連の主張は街宣車みたいなもんなんですかね。。。

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