コロナ対策でアルコールは消毒手に有効だが、喉には効果なし!

DMM英会話デイリーニュース

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染防止にアルコールが有効だとしています。

手指消毒用アルコールも同様に脂肪の膜を壊すことによって感染力を失わせることができます。

厚生労働省Webサイト新型コロナウイルスに関するQ&A

国税庁は2020年5月1日に、アルコール度数の高い酒を「手の消毒用」として出荷する場合には酒税を課さないとする臨時的な特例を設け、発表しています。

ナイロビでは、コニャック(お酒の一種)を「喉の消毒用」として扱った自治体があるようですが、これは意味ないですよね。

ナイロビ知事、コニャックをウイルス対策用援助物資に同梱

     

ケニアの首都ナイロビの知事は、住民にCOVID-19援助物資を送りました。パッケージには、食品とヘネシー社製のコニャックのいくつかの小さなボトルが含まれています。

ナイロビのマイクソンコ知事は、このアルコールは「喉の消毒剤」として含めたと語りました。

ソンコ氏は、「WHO等の研究によると、アルコールはコロナウイルスの消毒に効果があるとされている」と述べた。

ただし、WHOは、アルコールを飲むことにはコロナウイルスの防止効果は無いばかりか、かえって感染するリスクが高くなる可能性があるため、むしろ飲酒量を減らすべきだと述べています。

4月14日、WHOは、強いアルコールを飲むとコロナウイルスを消毒できるという「危険な」考えが恐怖と偽情報によって広まったとしています。 WHOは「アルコールを飲んでもコロナは防げない」としています。

WHOは「アルコールは一般論としては健康に有害」としており、身体の免疫システムを弱める可能性があるとしています。WHOはまた、アルコールは怪我や暴力のリスクを高めること、世界で毎年300万人の死因となっていることを指摘しました。

ヘネシー社自身も「当社の製品やその他のアルコール製品を飲んでも、ウイルスを防ぐ効果は無い」としています。

同社は、人々がWHOとケニア保健省の助言に従い、手を洗ったり、フェイスマスクを着用したり、他の人から安全な距離を保ち、家にいることを勧めています。

ヘネシーコニャックは1765年以来フランスで作られています。同社は世界のコニャックの40%に相当する量を製造しています。

(DMM英会話 デイリーニュース Nairobi Governor Includes Cognac in Virus Care Packagesの訳)

まとめ

消毒用に使えるとされているのは、アルコール度数が60~83度の酒です。

エタノール濃度が原則 70~83vol%の範囲内であること(消毒効果が十分
に得られるよう、より高濃度のものは精製水等で同範囲に薄めて使用する
こと。)。

新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用について

コニャックのアルコール度数は40%なので、消毒効果が無いことは明らかです。

ヘネシーのボトルを援助物資に入れるなんて絶対わざとでしょ。

誰からキックバックを貰っていたのか等、そちらのほうが気になりますよね。

よく飲み歩いている友人がいるのですが、その彼は風邪を引いているときにも飲み歩いており、「喉の消毒」だとうそぶいていたのを思い出します。

それにしても、WHOは「喉の消毒」によってコロナへの感染リスクが「高くなる可能性がある」としているだけでなく、一般論としてもアルコールが危険であると述べているとのことなのです。改めてアルコールを毎日飲むのはヤメてよかったと思いました。

ではまた!

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