あなたの役に立つマスコミ情報への接し方

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Photo by Matt Chesin on Unsplash


マスコミ情報への接し方ですが、無視が基本です。

もう結論を書いてしましました。

ただ、完全に無視すると仕事に支障が出る場合がありますので、オススメの情報収集の方法について記載しようと思います。

あなたの役に立つマスコミ情報への接し方

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テレビ・新聞については、無視というよりも、目にも入らないし、耳にも入らないようにするのが基本です。

もうここまで行くと意識的に無視していると言うよりも、存在に気づけない・意識に上らないレベルでマスコミの存在を忘却することです。

私も社会人になったばかりの頃は、日経新聞を購読してしまっていました。

でもある時気づいたんです。

① 新聞は昨日のことしか書いてない。(→ネットなら即時性がある)

② マスコミ情報にはマイナスのことが多い。(→マスコミ情報には偏りがある)

③ マスコミ情報は中学生にも届くように作られている(→マスコミ情報に接していると自分のレベルが下がる)

④ 何らかの情報源に金を払うと、金を払ってるから情報収集しなければならないという気持ちになってしまう。

マスコミ情報に接するデメリット

新聞は昨日のことしか書いてない

では、①から説明します。

私は以前資産運用の仕事をしていました。一時期早い判断が求められるトレーダーをしていた時期があったのですが、日中の相場の動きに昨日の情報は関係ありません。この結果、Bloomberg端末等の速報性の高い情報源を重要視するようになりました。
当たり前ですが早い判断には早い情報が必要です。昨日よりも今日何が起きてるかの方が大切です。

Bloombergほどの即時性が無くとも、朝昼二回日経新聞のウェブサイトの見出しをチェックするだけで、今日起こっている重要な情報は分かります(無料でできます)。

テレビは遅延があるうえに情報の量が少なく、一覧性もありません。新聞は遅延が大きすぎます。

マスコミ情報にはマイナスのことが多い

②ですが、これは根深い問題です。

ダーウィンの言う適者生存というのは結果として生き延びてきた人間の祖先が現在の人間を形作ったという説です。

どういう人が生き延びたでしょうか。

マイナスの情報をいち早く嗅ぎつけてそれに対応できた人間です。

マイナスの情報を軽視する人間と、重視する人間がいたとしてどっちが生き残りますか?勿論重視する人間です。

この結果、人間はマイナスな情報を選好するのです。マイナス情報を流せば流すほどマスコミは儲かるので際限なくマイナス情報を流します。情報をマイナスに捻じ曲げて報道しています。ある事象のマイナス面だけを報道します。

・・・こんな偏った情報源(=マスコミ)に接するのは馬鹿げていませんか?

たまに忘れてる人いるんですが、マスコミはあなたのために活動している訳ではありません。

あくまでも利潤を生み出すために活動しているんです。

最終的に儲かれば、情報の質なんてどうでもいいんです。

情報の質を気にするのは、あまりにひどい情報を提供することで信用が失墜し、売上が落ちると考えられるときだけです。

マスコミ情報に接しているとバカになる?

③です。

マスコミは多くの人に理解されるようなコンテンツしか流すことができません。

そうでないと多くの人に見てもらえないからです。池田信夫さんが仰っていましたが、NHKは中学生でも分かるように番組を作るそうです。

要は視聴者が分からないかもしれない、小難しい内容はマスコミからは流れてきません。
マスコミに普段から接していたら、中学生程度の理解力の人間に向けられたコンテンツを普通だと思うようになってしまいます。
つまり馬鹿になるということです。

何らかの情報源に金を払うと、金を払ってるから情報収集しなければならないという気持ちになってしまう

④です。

情報は幅広い情報源から仕入れることが大切です。

幅広い情報源から情報を仕入れることで、なるべく偏り無く情報を仕入れることが必要です。

このため、月額料金を払うことで、特定の情報源からの情報ばかり収集する状況はさけねばならないのです。

ではニュースチェックはどうすればいいのか

でも社会人はニュースチェックが必要じゃないか!

そうお考えになるのは尤もです。

では、どうすればいいのか説明させて頂きます。

①日経新聞のアプリをスマホに入れます。無料アカウントを作ります。
②そして、何が起こったのか、タイトルだけ眺めます。
③気になるタイトルがあったら、クリックして冒頭部分(冒頭部分は無料で読める)だけ読みます。これで何が起きているか、ほとんどの場合分かってしまいます。
④3日にいっぺんくらいは詳細に内容を把握すべき記事があるので、内容を最後まで把握します。

こうすると、概ね1ヶ月で10本くらいは記事を最後まで読む勘定になります。
日経の無料アカウントは、月間10本分なら無料で記事を読ませてくれます。

なんで日経なのか?というと、どうでもいい情報(特にマイナスに敢えてバイアスを掛けている情報)が少ないからですね。また、日経は実務をこなしている人達が主に参考にしている新聞なので、内容が実務的(下らない話が少ない)だからです。

これで私は仕事上困りません。多分あなたも困りません。本当です。

このようにマスコミとの接触機会を減らすことで、余計な情報に気を取られることが無くなり、時間確保できます。前向きな活動に時間を割くことができるのです。

しかも新聞代が節約できます。無駄に紙を使わなくなり、地球環境の改善に貢献できます。

まとめ

新型肺炎のような情報は、(日経にも出ますが、仮に出なかったとしても、)マスコミ情報を探らなくとも日常の会話などで勝手に耳に入ってくるので気付けます。

こういう重要な情報に気づいたら、その点については能動的に情報収集することで、普段からマスコミ情報にベッタリの人達と、ほとんど時間的な差無く、質・量ともに十分な情報を得ることができます。

ではまた!


(付け足し)

唐突ですが、情報収集の基本は読書です。読書ならば、どれほど難しい内容のことを書いても、読んでくれる人がいるので、あらゆる分野でハイレベルなコンテンツに接することができます。

後は、海外の情報源に接することも大切です。これによってバイアスを軽減することができます。

また、語学の勉強に役立てる場合は幅広くマスコミ情報に接することに意義があると思います。(ただし、当然ながら全て外国語になります)語学の勉強の役に立つなら何でも使ってしまえ!ということですね。これは語学の習得に必要な、特定の言語への没入(immersion)を生み出すコツのひとつでもあると思います。

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