今回は、自己啓発について私が思っていることを書き出して皆さんに共有してみたいと思います。
そもそも何故自己啓発をする必要があるのでしょうか。
1自己啓発の必要性と意味は何か?
自己啓発の必要性とは
人生100年時代と言われています。
私の祖父は100歳近いのですが、時代的に55歳で引退したと思われるので、その後45年経っています。
元兵士なので恩給も出ているし、通常の年金も出ています。
しかし、現在は社会保険政策の失敗により、55歳で引退はできない人が多いでしょう。
私は今40前後なのですが、世代的には75まで働くことになるかも知れません。
すると、学校を出てから50年以上働くことになります。
50年間も同じ仕事・同じ企業が残ると考えるのはかなりナイーブなものの見方だと思います。
時代の変化に対応して仕事を途中で変えることになるということを想定して生きていかねばならないのではないでしょうか。
そのためにはやれる仕事の幅を自ら広げておく必要があります。
自分の競争力を維持し、高めておく必要があります。
だから、誰にでも自己啓発が必要なのだと思います。
日経新聞も、定年や雇用継続の延長を予想しています。
「定年が60歳から65歳」「継続雇用が65歳までから70歳まで」へと5年延びるでしょう。これは国の政策の一つでもあります。
2020年代の働き方はエイジレス 収入は自力で増やせ
自己啓発の意味とは
ところで、世界的に有名な本「7つの習慣」には時間管理のマトリックスが出てきます。
この本の中で、人々は第三領域(緊急だが重要でないこと)に属する雑務に追われているとされています。
そして、実りある人生を歩むためには、第二領域に注力することが大切だと述べられています。
よく考えてみれば当たり前なのです。
私の理解では、緊急でないが重要というのは未来への投資です。
投資をして始めて、リターンがあるのです。
自己啓発には未来への投資、という意味があります。
2 どうすれば己啓発を始められるのか
始めるにはするには、キッカケが必要です。
挫折で自己啓発を始める
私の場合ですが、挫折がモチベーションになりました。
私が今毎日勉強できているのは2016度頃に英語での打ち合わせがあったのがきっかけです。
(当時も今も、普段は日本語のみ使って仕事をしています)
恥ずかしいことに、その時、相手が(英語で)何を言っているのか全く理解できませんでした。
ミーティングで相手が何を言っているのか理解できないようでは文字通り「話にならない」ですよね。
それで危機感を感じ、英語の勉強をすることにしたのでした。
そこから試行錯誤の努力を重ねて今では英語で問題なくコミニュケーションできるようになりました。
2019年にTOEICを受験してみたら950点でした(留学経験は無いし、海外に住んだこともありません)。
私は挫折が無かったら、TOEICの点数は900点を超えなかったと確信しています。
挫折を味わった時は、高いモチベーションを得るチャンスです。
逃げることもできるし、正面から問題解決に向けて取り組むこともできます。
やる価値があることだったら、あなたも問題解決に正面から取り組んでみては如何でしょうか。
逃げの姿勢では、逃げ続ける人生になるかも知れません。
困難であっても、決心したらやり切ってみることが大切です。
挫折したときの危機感を思い出せば、きっと努力を継続できるでしょう。
危機感で自己啓発を始められる
挫折したことが無い人は少ないとは思いますが、挫折の内容が直接勉強に結びつかない、ということはあると思います。
それでも大丈夫です。挫折の効果は、危機感を持ったということです
言い換えますと、挫折をしなくとも、危機感を持てば良いのです
その場合は、今この勉強をしないと、どのようにヤバいのか、それを考えて危機感を持つこと、それがモチベーションにつながると思います。
もしもあなたがなにかの夢を持っているならば、勉強しないとその夢を実現することができない!というのが危機感になると思います。
モチベーション無しに勉強は始められないし、効果的な学習もあり得ませんからね。
自己啓発が必要だと頭では分かっていても、なかなか行動に結びつけるのは難しいものです。
しかし、自己啓発は三日坊主では効果がないため、継続する必要があります。
私は忙しい仕事と家庭生活の合間を縫って勉強を続けるコツをいくつか自分で見つけたので、続けてそのことを書いてみようと思います。
3 自己啓発を始める・継続する・習慣化する
3-1 自己啓発を始める
仕事もあるのに、毎日勉強するのは最初辛いと感じるかも知れません。
だから自己啓発を始めるときはとにかくハードルを下げることが大切だと思います。
時間が取れないと感じるかも知れません。
そういうときは1分でいいので勉強してください。
1分なら誰でもできますよね。
1分やってみて、まだやれそうだったらやれる範囲で続けるんです。
そしてしんどくなったらそこで終了。
とにかくしんどい思いをしないことが最初は大切だと思います。
3-2 自己啓発を継続する
一旦始めたらとにかく続けないと成果はあり得ません。
ところが、自己啓発が続かない人がいるようです。
これは、自己啓発を辛いことだと思っているからかもしれません。
考えてみて下さい。
なんのために自己啓発するのかを。
究極的には何かの夢を叶えるためなんです。
身近なところでは、試験に合格するということかも知れません。
良い仕事ができるようになるためかも知れません。
年収が上がるのかも知れません。
英語が必要な状況なのに英語が使えないといったキャリア上の危ない状況を脱するためかも知れません。
ちょっと抽象度を上げてみると、究極的にはよりよい人生を手に入れるために自己啓発をするんです。
夢を叶えるためにこそ勉強するんです。
とてもポジティブな話です。
だから楽しい話なんです。
めんどくさいとか、辛いとかネガティブな考え方をしそうになったら、このことを思い出して欲しいと思います。
他に、自分の成長を実感できるという楽しみもあります。
これまでできなかったことができるようになれば、嬉しいものです。
テストでこれまで取れなかった点数が取れれば嬉しいです。
そして今よりも強い自信と自尊心を持って行きられるようになります。
なぜならあなたは自分の努力で何かを達成したからです。
このためには、小さなゴールを沢山用意しておいて、小さな達成感を経験していくが、気持ちをより前向きにするコツです。
例えば、英語を勉強するなら、TOEICのテストを数ヶ月に1度以上のペースで受ければ、自分の成長が実感できます。
ポジティブな気持ちで勉強すると成果が上がりやすいですし、継続しやすくなります。
3-3 習慣化する
勉強は土日祝日年末年始関係なく毎日やりましょう。
暫く継続すると習慣になります。
習慣になれば続けること自体は簡単です。
むしろ、習慣になっていることを止めるほうが辛いものです。
だから習慣にするためのコツはとにかく毎日続けることです。
ただし、一点ご注意。
習慣化した後は、続けている事自体に満足していないか、たまに考えことが大切だと思います。
惰性でやっているだけになると、成果が上がらないからです。
義務的にやっているだけになると、成果が上がらないからです。
習慣化すると、だんだん楽になってきて余裕が生まれます。
新しく生まれてきた余裕で何かに追加的にチャレンジするようにしないと停滞を招くことに繋がりかねません。
世の中が変化しているのに、停滞しているということは、自分が劣化しているということです。
4 自己啓発する時間・勉強時間の確保
自己啓発する時間・勉強する時間は朝がオススメです。
別の記事で朝方へのシフトに触れましたが、毎日朝早く起きられるようになったとしても、まだ問題は残ります。
社会人の場合、仕事をしなければなりません。
家族がいる場合はそれによっても時間が取られてしまいます。
このようなわけで、時間をなんとかして量的に確保しなければなりません。
なかなか忙しいものです。
考えられるのは
通勤中。
子供が寝ている時間。
会社のお昼休み。
仕事中(?)。
などで色々ありますよね。
それぞれの場面での勉強時間の確保、勉強のやり方の工夫は異なると思います。
ご参考までに、私の朝の勉強時間の確保について紹介してみます。
4-1 自己啓発する時間
何故朝かと言うと、朝なら誰にも邪魔されずに、いつも同じ時間を確保できるからなのです。
私の場合、目覚まし時計は朝の4:50になると鳴り出すようにセットしています。
たまに、自然に四時半頃に目が覚める時もあって、そういうときはそのまま起きることにしています。
どの季節でもこの時間だとまだ真っ暗です。
目覚まし時計は寝ている部屋とは違う部屋にセットしているので、走って止めに行きます。
自宅内ではありますが、子供が小さいのでたまに足元にレゴが落ちているくらいの事は起こり得ます。
真っ暗な中大急ぎかつ慎重に走っていきます。
目覚まし時計を止めるとたった一人の落ち着いた一人の時間が始まります。
この時間なら、誰にも邪魔されません。
完全に集中した状態を保つことができます。
子供もこの時間だとまだ寝ているのです。
ここで最初の勉強時間が始まります。
毎日朝5時になると必ず英会話レッスンが始まります。
英会話レッスンは6時頃に終了しています。
何故朝かと言うと、朝なら誰にも邪魔されずに、いつも同じ時間を確保できるからなのです。
4-2 勉強時間の確保
まず、無駄な時間を生み出す酒とタバコはやめましょう。
分かりきった話だと思うので説明は省略しますが、酒とタバコをやらなければ毎日1時間は時間が増えますよね😃
本気で勉強したいならできるはずです。
自己啓発に時間を確保することは大切なのですが、逆に、無駄なことをしないということも大切です。
例えば、英会話学校を例に考えてみます。
通いの英会話学校には、見えにくいデメリットが有るように思います。
・移動時間がかかる
逆に、オンライン英会話は
・移動時間が無い
つまり、オンラインでやると、時間を生み出せるのです。
時間を生み出すには、余計なことをしないことが大切なのです。
だから、語学学校への通学時間なんて些細な話と感じるかも知れないけれども特に言及しておきたいです。
通いの英会話教室にもメリットは有るでしょうが、ここでは時間という観点だけにフォーカスして説明しました
なぜなら、余計なことをしないことの積み重ねで、結局は時間が生み出され、確保できる時間が増える、ということに繋がるのです。
勉強しているという事実自体に満足してはダメなんです。
私達は「成果」を出すために勉強しているからです。
どのように勉強するのが効率的か、時間のムダが無いか等よく考えて方法を選ぶ必要があると思います。
私は今の所英会話の練習ではDMM英会話を使っています。
5 集中力を高めることで、時間を有効に使う
集中力を高める方法
この次に、時間の使い方の質を高めるためにやっていることがあります。
もしかするとあまり聞いたことが無い話かも知れません。
それは瞑想することです。
ある時気づきました。たまに自分の思考がコントロールできないことがある、と。
余計な考え・雑念が湧いてきてしまうのです。
例えば、勉強中に、勉強以外のことを考え始めてしまうのです。
TOEIC受験中ですらTOEIC以外の、主に仕事のことを考え始めてしまうことがありました。
特に酷いストレスを受けているときにそういう傾向がありました。
人間関係に強烈に悩んでいる場合には、それが気になりだして中々集中を持続するのは難しいこともありました。
集中しなければならない時に、集中できていない。
これでは、目の前の課題(勉強とか)に取り組めていないことになります。
仮に課題に取り組むための時間を確保していたとしても、「実質的に」時間が確保できていないことになってしまうのです。
何かに集中するためには雑念をコントロールしなければならないのです。
雑念をコントロールすることは、即ち時間を確保することと同じ意味を持っているのです。
6 まとめ
この記事が皆さんのお役に立つことを願っています。
冒頭でも説明しましたが、人生100年時代に、自己啓発は誰にでも必要なものです。
一緒に勉強しましょう!
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