コロナウイルスが原因で中国の大気汚染が減少した理由

DMM英会話デイリーニュース
Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像

コロナによって世界中で自宅大気や在宅勤務が広く行われています。

この結果、地球環境にはプラスの影響が出ているようです。

コロナウイルスが原因で大気汚染が減少した理由

コロナウイルスの蔓延を食い止めるために、世界の人口の3分の1にあたる地域が封鎖されました。つまり、ほとんどの人は家にいなければならず、働けない人も多数に上っています。つまり、車を運転する人が減り、稼働する工場が減り、発電される電力が減ります。その結果、大気中に放出される汚染物質が少なくなっています。

NASAによると、中国の東部および中央部での二酸化窒素(NO2)の排出によって引き起こされる大気汚染は、2019年の同じ月と比較して、1月と2月に10〜30%低くなりました。CarbonBriefの報告によると、中国の二酸化炭素(CO2)レベルも低下し、2020年2月には2019年2月と比較して25%減少しました。

ほとんどの人工CO2とNO2は、輸送や電力などのために化石燃料を燃やすことで発生します。

中国政府は、2019年2月と比較して、湖北省では2月に空気がキレイな日が21%増えたと述べました。武漢は最初のコロナウイルス患者の本拠地であり、湖北省の首都であり、中国で初めてコロナウイルスによって封鎖された都市です。

ヨーロッパ、アメリカ、インドを含む世界の他の地域でも、汚染が少なくなっています。

ヨーロッパでは、イタリアがコロナウイルスによって最も大きな打撃を受けました。首都のローマでは、2019年に比べてNO2が26%から35%減少しています。

コロンビア大学のRóisínCommane教授によると、米国で最も大きな被害を受けたニューヨーク市では、3月のCO2とメタン(CH4)が少なく、一酸化炭素(CO)が昨年と比べて半分になっています。カリフォルニアやワシントンのような米国の他の地域でも、NO2が少なくなっています。

3月25日の真夜中に、インドは世界最大の封鎖を開始し、人口13億人に少なくとも21日間は家にいるように求めました。ちょうど2日後の3月27日、インドの首都ニューデリーでは、NO2の水準が前の週より71%低くなりました。

Why Air Pollution Has Decreased Due to Coronavirusの訳

まとめ

人類が活動しないと地球環境が改善するというのは何とも皮肉な話ですね。

ではまた!

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