中国語検定試験の中で準4級は一番初歩の試験です。
もともと2020年3月に受験するように申し込んでいたのですが、コロナのせいで6月まで延期となったのでした。
たまたまですが、私が受験したのは中検の第100回目の試験でした。
既に同程度の難易度と呼ばれているHSK2級には合格しているので、試験は簡単なはずでしたが…思わぬところで苦戦を強いられてしまいました。
幸いにして初受験で合格しましたが、実際に自分が合格した経験を元に、その内容を紹介してみたいと思います。
中国語検定試験準4級の概要
そもそも中国語検定試験とは
こちらの記事をご覧ください
準4級の合格点
100点満点で60点取れば合格できます。
試験時間について
試験時間は60分間あるのですが、リスニングを終了してしばらくすると、途中退場が認められます。私は40分経過した時点で筆記の回答が終わったので、そこで退出しました。
問題用紙
試験問題はA4で合計4頁(A3用紙1枚に裏表印刷されている)ですが、そのうち1頁は表紙なので、実質的にA4で3頁だけと、とても短いです。
リスニング
合計25問の50点満点です。私の点数は38点(自己採点)でした。
1-1(5問、10点満点)
中国語が3回ずつ読まれ、それに該当するピンインを選択する問題です。
1-2(5問、10点満点)
問題用紙にピンインが表示されています。4種類の中国語の音声のうち、ピンインと一致するものを1~4の中から回答する問題です。
1-3(5問、10点満点)
問題用紙に日本語で単語等の超短い言葉が書かれています。4種類の中国語の音声の中から、日本語と内容が一致するものを選んで回答する問題です。
2-1(5問、10点満点)
問題用紙に日本語で日付・曜日・数字・日数等が書かれています。4種類の中国語の音声の中から、日本語と内容が一致するものを選んで回答する問題です。出題形式は1-3と一緒です。
2-2(5問、10点満点)
問題用紙に日本語で短い挨拶等等が書かれています。4種類の中国語の音声の中から、日本語と内容が一致するものを選んで回答する問題です。出題形式は1-3と一緒です。
筆記
問題は22問、満点は50点です。私の点数は28点(自己採点)でした。
3-1(5問、10点満点)
中国語の単語が書かれており、それに対応するピンインを、1~4の選択肢の中から回答する問題です。
3-2(5問、10点満点)
短い中国語の文章の中に空欄があり、そこに入る中国語の単語を1~4の中から選ぶ問題です。
3-3(5問、10点満点)
中国語の単語を並び替えて、文法的に正しい順番に並び替える問題です。
4(7問、20点満点)
簡体字の書き取りが求められます。配点は20点もあるのですが、私は書く練習を全くしていなかったので、ここで2点しか取れませんでした。
まとめ
数日後に公表された解答を元に自己採点したところ、私は66点でしたので、合格です!(60点以上が合格)
簡体字の書き取りで2/20しか取れなかったのが痛かったです。
ここで点数を取れれば、余裕で合格でしたが、漢字(繁体字)を書けなかったせいで、点数を大きく落としてしまいました。これが反省点となりました。
中国語検定試験準4級を受験する人のご参考になれば幸いです。
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